一歩先行くおもてなし!ホテルの愉しみ方教えます

ホテルに入ってまずはここから!チェックインについて

予約したホテルに到着後、最初に行う作業がチェックイン(宿泊の手続きをとること)になります。チェックインを行う場所は通常ホテルの入り口付近にあるフロントになります。そのフロントでホテルのスタッフにチェックインする旨を伝えるのですが、その際あらかじめ予約をしていれば予約名を名乗ってください。

もし旅行会社やネットの予約サイトから予約した場合であれば、旅行会社で貰ったまたは予約サイトであればプリントアウトした確認書を持参し、それを提示すればよりスムーズに手続きが行えます。さらに事前に予約を入れていない場合ですが、予約は入れていないがその日の客室に空きがあるかを確認し、もし空いていれば宿泊することが可能です。

続いて、宿泊に際しての必要事項を所定の用紙に書き込みます。記入する内容は、宿泊者の氏名・住所・電話番号などです。ただ他に勤め先などを記入する欄がありますが、そこは省いても差し障りはありません。

さらにホテルによってはデポジット(前払い)の支払いを依頼してくるホテルもあります。その額は宿泊料金だけのところもありますし、高級なシティホテルになると宿泊料金以上の額を取られます。またホテルによってはクレジットカードのコピーを要求される場合もあります。

支払いは通常フロントで行いますが、ビジネスホテルなどでは機械で支払いを行うところも増えてきていますので確認してみてください。

これら一連の手続きが終わると鍵が渡されますので、そのまま部屋へ向かいます。高級なシティホテルなどでは、スタッフが荷物を持って部屋まで案内してくれますので遠慮せずにお願いしましょう。部屋についたらそのスタッフが非常口や部屋の案内をしてくれますので何か聞いておきたいことがあればその際に聞いておいてください。

以上がチェックインに関する一連の流れですが、次のようなケースもありますのでご注意ください。

① 部屋の用意が出来ておらず、すぐに部屋に入れない場合:
ホテルに荷物を預けておけますので、先に観光などへ出掛けられることをお勧めします。シティホテルであれば預けた荷物を部屋に入れて置いてもらえます。ただこのようなことにならないように事前にホテルへチェックインの時間をお知らせしておくと良いでしょう。

② ホテルに早く到着してしまった場合:
シティホテルのチェックイン時間は通常12:00以降が多く、ビジネスホテルになれば15:00以降も珍しくありません。そこでもし所定のチェックイン時間より早めに着いてしまった場合には、フロントで一度アーリーチェックインが可能かどうか確認してみてください。

ただ基本的には料金(時間によって変わります)が掛かりますので、そこはしっかり確認しておきましょう。

③ オーバーブッキングの場合:
ごくまれにオーバーブッキングのため、部屋が確保されていない場合があります。というのもホテル側では当日のキャンセルやノーシヨウ(予約しているにも拘らず来ない)を想定して、実際の部屋数より多めに予約を取っているケースがあるからです。

しかしながらそこで慌てることはありません。そんな場合、ホテル側がさらにランクの高いホテルを用意し、その差額はホテル側が払ってくれるのです。ただ、せっかく予約したホテルに泊まれないのは残念なので、予約したホテルには出来るだけ早めに到着すると良いでしょう。