一歩先行くおもてなし!ホテルの愉しみ方教えます

まだまだあります!世界の様々なおもしろホテル2

世界のおもしろホテルはまだまだたくさんあります。そこで今回も更なる世界のおもしろホテルを紹介してまいります。

① サル サリス(オーストラリア:エクスマウス)
このホテルは、西オーストラリア州のケープレンジ国立公園内にありますが、このケープレンジというのは、先住民族であるアボリジニが3万年以上も前から居住していたといわれており、巨大な渓谷や、美しいビーチが広がり、オーストラリア固有の動植物が多数生息しています。

そんなケープレンジの中にあるこのホテルは、美しい自然の景観を満喫できるようにデザインされたテントロッジタイプで、環境に重きを置いたシステム(太陽光発電や無駄の少ない水利用)を取り入れています。また宿泊者にとっての快適さも重視しており、大きなテントの内にはふかふかのベッドやハンモックを備えています。

② ルクソール ホテル(アメリカ:ラスベガス)
古代エジプトをコンセプトとしたこのホテルは、多数の個性的なホテルが存在するラスベガスの中でも特に異彩を放っています。このホテルで、まず目に飛び込んでくるのは、訪れるゲストを圧倒するように君臨する巨大なスフィンクス及び106メートルの黒いピラミッドになります。

その黒いピラミッドの中に入ると、古代のエジプトを連想させるような不思議な空間にミステリアスな像が立ち並んでいます。さらにピラミッドの1階から30階までが吹き抜けで、その斜面部分は旅行ゲストのための客室となっており、ピラミッドの形に沿って壁や窓が斜めに作られています。また各階を結ぶエレベーターは39度になっています。

そんなホテルの中にはエジプトのルクソール地方にあるツタンカーメンの墓やその他様々な彫像や葬品も展示されています。

③ ヘリタンスカンダラマ(スリランカ:ダンブッラ)
建築家ジェフリー・バワが設計したこのホテルは、世界中からたくさんの観光客が集まるビーチリゾートと太古の自然を残すスリランカのシンボルといえるシギリアロックを臨む高台にあります。このホテルのコンセプトは「自然に帰化する」で、古より手つかずの木々に囲まれ敷地一帯に緑が生い茂る建物だけでなく、スタッフのホスピタリティ並びに客室のクオリティも好評を得ています。

そんな客室の木目調のインテリアは、非常に洗練されており、その落ち着いた空間は訪れたゲストを癒してくれます。そしてベランダからはジャングルが臨め、野生の動物とも出会えます。さらにはレストランにおいて、朝日を浴びながらスリランカ式の朝食も食べることができます。

④ ル・アルコーヴェ(イタリア:アルベロベッロ)
16世紀に作られた、南イタリアにあるとんがり屋根に白い壁、そして地面からにょきにょきと生えてきたような小さな家たちがシンボルである世界遺産の小さな街「トゥルッリ」にこのホテルはあります。部屋のインテリアはトゥルッリの白い石壁と調和した明るい色で、調度品にはロマンチックな装飾が施されており、まるでおとぎ話の世界にいるようです。

さらにホテルの目の前にはレストランやショップ、教会が立ち並んでおり、世界遺産のトゥルッリを十二分に堪能できます。

如何でしたでしょうか。まだまだおもしろホテルはたくさんありますので、自身で色々調べていただき、ぜひ自身でおもしろホテルを体感して下さい!